いやぁ、あせりました。Googleから消えちゃうんですもの。Googleの検索エンジンを使っているYahooからも当然消えました。でも何とか復活したようです。

前の記事にも書きましたが、Googleから消えた原因はAdminTools ProfessionalのWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)機能。Googleのロボットからのアクセスのほとんどを403エラーで返していました。別にAdmin Tools Professionalが悪いわけではなく、それを設定する人が悪いんですしかめっ面

細かな原因はもう少し検証してみないとわからないのですが、当サイトの記事を読んでAdminTools Professionalを購入された方もいらっしゃるようなので、今回の問題の思い当たる点と注意点について書いておきます。

まずWAFの設定にある「Bad Behavior」。これはBad Behaviorというソフトウェアを使用して不正なアクセスを検出するようなのですが、これがデフォルトで「はい」になっていたのでそのまま使用しました(これは問題ないような気がします…。)

もう1つがWAFの設定にある「常習違反者の自動拒否」。デフォルトで無効になっているところを有効にしていました。こちらがちょっと怪しいですね。

「Bad Behavior」と「常習違反者~」の関係性がよく分かっていなくて、

  • Bad Behaviorで検出→即座にブロック

なのか、それとも

  • Bad Behaviorで検出→常習違反者かどうかを判定→ブロック

なのかドキュメントを読んだ(つもり)だけど判断が付きませんでした。

もう1つとまどったのが、WAFの「セキュリティ例外ログ」についてです。ここにはファイアフォールで検出された疑わしいアクセスが記録されていくのですが、ここのログを削除してしまえばGoogleロボットのブロックはすべて解除されるものと思っていました。しかし実際には、データベース内に「jos_admi ntools_ipautoban」というテーブルがあり、こちらに記録されたIPはすべてブロックする模様です。これに気付かず、てっきりブロックは解除された思っていたのですが、Googleウェブマスターツールでのエラーの嵐はほとんど変わらず、という状況でした。このテーブル内のデータを削除してから、なんとかロボットを呼び込むことができるようになりました。

時間があればここらへんの動作を検証してみたいと思いますが、もしAdminTools Professionalを購入し「仕組みが分かったよ」って方は教えてくれるとうれしいです笑顔

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