タイプComponentPluginModuleSpecific
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ライセンスGPL
執筆時のバージョン2.1.b1
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JEDホームページ言語ファイル

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  • サイトのファイルおよびデータベースをまるごとバックアップするコンポーネント。
  • 設定をプロファイルに保存しておき、その都度切り替えてバックアップが可能。
  • 特定のディレクトリ、ファイル、データベースのテーブル、エクステンションをバックアップしないように設定できる。
  • 特定のURLへアクセスすることでフロントエンドからバックアップできる。この機能を利用し、CRONなどに登録すれば完全自動バックアップが可能。
  • サーバの移転に利用する「Kickstart」スクリプトあり。
  • ローカルPC用のアプリケーション「Joomlapack Native Tools」を使えば、複数のJoomla!サイトをローカルPCからバックアップ可能。

ダウンロードとインストール

上記JEDリンクからダウンロードページへアクセスし、com_joomlapack-x.x.zip(x.xはバージョン番号)をダウンロードし、通常のコンポーネントと同様にインストールします。また詳細なマニュアルが用意されていますので、あわせてダウンロードしておくと良いでしょう。

日本語化

当サイトで日本語ランゲージファイルを配布しています。インストール方法はダウンロードページに記載しています。

設定の変更

「コンポーネント」→「Joomlapack」へアクセスすると、画面右側に準備OKだが問題がある旨のメッセージが表示されます。その問題についてはステータス詳細で確認できます。
ext_joomlapack01

1つ目の問題は「デフォルトの出力ディレクトリが指定されている」というものです。セキュリティ上の理由からバックアップを出力するディレクトリは変更しておいた方が良いでしょう(詳しくはヘルプを参照)。

ということで、設定画面を表示してバックアップを出力するディレクトリへの絶対パスを入力します。可能であればJoomla!の公開ディレクトリより上位にバックアップ専用のディレクトリを新しく作成し、そこを指定するのがお勧めです。「設定」→「共通設定」→「基本」に出力ディレクトリの指定欄がありますので、バックアップ専用ディレクトリへの絶対パスを入力します。
ext_joomlapack02

もう1つの問題は「ZIP形式が選択されている」です。ZIP形式は汎用的なフォーマットですが、環境によっては負荷が高くなり処理に失敗する事もあるとのこと(詳しくはヘルプを参照)。ZIP形式以外に、Joomlapackには独自の「JPA形式」があります。こちらはJoomlapackのバックアップ用に最適化された形式らしく、解凍するには独自のプログラム『JoomlaPack Native Tools』(詳しくは後述)が必要になります。環境に応じて「設定」→「プロファイル設定」→「高度」→「アーカイバエンジン」を設定して下さい。
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これら2つの設定を変更すると準備OKとなります。
ext_joomlapack04

バックアップする

「今すぐバックアップ」をクリックすればすぐにバックアップが開始されます。バックアップ中は他のページに移動しないように注意しましょう。

バックアップが終了すれば、バックアップファイル管理にバックアップ状況が登録されます。この画面からファイルをダウンロードすることができます。

フロントエンドからバックアップする

バックエンドにログインせずにフロントエンドから特定のURLにアクセスするだけでバックアップする機能がJoomlaPackには搭載されています(Joomlapack ライトモード)。

まずバックエンドの設定から「秘密の言葉」を設定します。いわゆるパスワードです。これを知っている者しかフロントエンドからのバックアップはできません。「設定」→「共通設定」→「フロントエンド」からフロントエンドバックアップを有効にし、秘密の言葉を設定します。
ext_joomlapack05

秘密の言葉には半角英数字のみ使用し記号は使用しない方が無難です。これをURL内に引数として指定するため、記号の種類によっては正しく動作しない可能性があります。

秘密の言葉の下に記載されているURLは、Cronなどによる自動バックアップのためのものです。このURLにブラウザからアクセスしてもバックアップは失敗します。

設定できたら以下のURLにアクセスします

http://ドメイン名/index.php?option=com_joomlapack& view=light

Joomlapackライトが表示されるので、バックアップに使用するプロファイルを選択し、先ほど設定した秘密の言葉を入力します。その後「バックアップ開始」をクリックします。
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進行状況が表示されバックアップが終了メッセージが表示されます。また管理者のメールアドレス宛にバックアップ完了を通知するメールが送信されます。
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Cronによる完全自動バックアップ

CronとはLinuxサーバに搭載された定期的にプログラムを実行する仕組みです。利用しているサーバによってはCronが利用できない場合もあります。利用可能であれば、CronとJoomlapackのフロントエンドバックアップを組み合わせる事で、バックアップの完全自動化が可能になります。

まず前述したようにフロントエンドバックアップを有効にし、秘密の言葉を設定しておきます。またバックアップの保持設定を行います。保持設定では容量とバックアップ数で制限でき、これを超えたバックアップは自動で削除されるようになります。自分の好みの値を設定してください。
ext_joomlapack08

次にCRONへの登録を行います。この登録方法はお使いのサーバにより異なりますので、サーバのマニュアルをご覧下さい。以下にCRONで実行するコマンドを記載します。

wget --max-redirect=1000 "http://サイトのURL/index2.php?option=com_joomlapack&
view=backup& amp;key=秘密の言葉&format=raw"

サーバによりwgetコマンドへの絶対パスを入力する必要があるかもしれません。(例)/usr/bin/wget または /usr/local/bin/wgetなど

wgetコマンドの「--max-redirect」オプションが使用できるのは、wget1.11以上です。これ以下のバージョンでは動作しません。ちなみに当サイトで利用しているさくらインターネットのスタンダードプランでは、wgetのバージョンが1.10です(2009年1月時点)。残念泣く

CRONが使用できない場合の代替手段として、お使いのサーバがcURLをサポートしている場合にPHPスクリプトで実行する方法がマニュアルに記載されています(A PHP alternative to wgetの章を参照)。ちなみに当サイトでも試してみましたが、やはり動作しませんでした泣く。動作した報告求む。

リストアする

何らかの原因でデータを消失してしまった、またはJoomla!の調子が悪い時などに、バックアップ取得時点までリストアすることができます。

バックアップ管理からリストアするデータを選択し「リストア」をクリックします。パスワードが表示されますのでメモしておきます。これは次の画面で入力することになります。その後、「リストアを開始」をクリックします。
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Kickstartスクリプトが開始され認証画面が表示されますので、前の画面で表示されたパスワードを入力し「Authenticate」をクリックします。
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リストアするファイルを選択します。「Operation Method」は通常「AJAX(refreshless)」を選択し、「Extraction Method」はまず「Write directly to files」を試します。これはPHPスクリプトが直接ファイル操作を行いますが、パーミッションの設定やサーバによっては失敗します。その場合に「Use FTP」することで、FTPアカウント権限でファイル操作を実行します。FTPを使用する場合は、ホスト名、ユーザ名、パスワード、初期ディレクトリを指定します。
全て設定できたら緑色の「Start」をクリックします。
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ファイルの解凍と書き込みが開始されます。
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終了すると次のような画面が表示されますので、赤丸で囲んだ「here」をクリックします。なおこのウインドウはリストア後に使用しますので、まだ閉じないようにしてください
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JoomlaPackインストーラが起動します。表示は全て英語ですが、Joomla!のインストール方法と同じですので、ブラウザからのインストール方法を参考に手順を進めましょう。
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リストアが終了したら先ほどのウインドウに戻り、下側の「here」をクリックします。この操作により、アーカイブとKickstartスクリプトを削除し、.htaccessを有効にします。

以上でリストアは終了です。

サイト(サーバ)を移転する

Joomlapackはサーバの移転やURLの変更時にも利用できます。試してはいませんが、おそらく以下の手順でできるはずです。

  1. 移転元のサイトでバックアップを行い、ファイルをローカルPCに保存
  2. 移転先の公開ディレクトリにバックアップしたファイルとKickstart.phpをアップロードする。
  3. ブラウザでhttp://ドメイン名/kickstart.phpへアクセス
  4. 上記のリストア方法を参考に手順を進める

JoomlaPack Native Toolsを使う

JoomlaPackをダウンロードしたsourceforgeから『JoomlaPack Native Tools』をダウンロードできます。このツールはデスクトップPCで利用するWindowsアプリケーションです。このツールには以下のような機能が搭載されています。

eXtract Wizard

JoomlaPack独自の圧縮形式である「JPA」ファイルを解凍するためのツールです。起動後、ダウンロードしたJPAファイルを選択し、解凍場所を指定するだけで解凍できます。
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JoomlaPack Remote

ローカルPCから複数のサイトのバックアップを取得するツールです。実行するとJoomlaPackでバックアップを実行し、ローカルPCへ自動でダウンロードします。

まずJoomlaPackのXML-RPCプラグインをJoomla!へインストールします。sourceforgeから『plg_jpremote-20XX.zip』をダウンロードします。このプラグインはJoomla!のプラグインと同様にバックエンドからインストールしてください。

次にJoomla!の基本設定の「システム」から「Webサービスを有効」に「はい」を設定します。
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次にインストールしたXML-RPCプラグインを有効にします。プラグイン管理から『JoomlaPack Remoting XMLRPC services for JoomlaPack 2.x』を探して有効にして下さい。

ローカルPCでJoomlaPack Remoteを実行します。メニューの「site」→「Add」を選択します。
ext_joomlapack11

サイトの情報を設定していきます。

  • Site's name
    分かりやすい名前を入力します。日本語も使用可能ですが表示が文字化けします。
  • XMLRPC Host URL
    www.example.com/xmlrpc/index.phpの用に入力します。
  • Username
    Joomla!の管理者ユーザ名を入力します。
  • Password
    ユーザ名に対応するパスワードを入力します。
  • Profile ID
    バックアップに使用するプロファイルのIDを入力します。
  • Get profilesボタン
    プロファイルID入力後このボタンを押すと、サイトへアクセスしプロファイル名を取得します。正しい設定であればプロファイル名が表示されます。
    ext_joomlapack12

「2 Downloads」タブを選択し、ダウンロード設定を行います。

  • Download backup files on successful backup
    チェックをONにした場合、バックアップ成功時にバックアップファイルをダウンロードします。
  • Download log file on failure
    チェックをONにした場合、バックアップ失敗時にログファイルをダウンロードします。
  • Downloaded files location
    ファイルをダウンロードする場所
  • Host/Username/Password
    FTPサーバのホスト名/ユーザ名/パスワード
  • Initial Directory
    バックアップの出力ディレクトリを指定します。
    ext_joomlapack13

必要に応じて「3 HTTP Proxy」「4 FTP Proxy」は設定してください。

その後メニューの「Backup」からバックアップを実行します。終了したら自動的にファイルをダウンロードします。

その他

  • バックアップしたsqlファイルは、installation/sql/joomla.sqlにある。
  • JPA UtilitiesはJPAやZIPを解凍するPHPスクリプトが入ってると思う。
【Joomla!が使えるレンタルサーバー】

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